2020年02月25日

思い出のカレーはニセモノ

毎日の夢の内容って覚えていますか?
私は結構覚えている方でして、寝る前に趣味で書いてる小説の続きを考えたりしてると続きを夢で見たりする事が良くあります(ネタに詰まっている時には有難い才能である)
まあ、全く関係ない夢を見る事が殆どなのですが、たまにその日に印象に残った物が題材になる事がありまして…そんな感じで昨日見た夢は「カレー」でした(うどんが見えない程にカレーをかけたカレーうどんの写真を寝る前に飯テロで見せられたからだと思われます)

夢の内容としては、5〜6人で仕事しながら話してるんだけど、その中で上司らしき人が「いますぐ食べたい、もしくはいまは仕事中で食べられない人でも仕事終わったらすぐ食べたい、そんな風に思うカレーってどういう感じかな?」と問いかけてきた所から始まりました。
正直なんじゃそれ?って夢の中の私も思っていたんですが、一人が「今すぐでも、あとからでもならレトルトカレーじゃないんですか?」と言ったんです。
私的に「あーなるほど、そういう感じ?」って思って考え始めたんですが、別の人は「もっとこう伊勢海老とか大きな肉の塊がどーんと乗ってるのとかがいいんじゃないの?」と言い出し、頭の中が??となっている所に「なっちゃんはどう?」と聞かれてしまい、思わず口をついて出たのが「家の…と言うか、お母さんのカレーですかね?」と答えてしまいました。その答えにみんなが納得した…みたいな辺りで目が覚めたのですが、起きてみて改めて夢の内容を考え直してみて気付いたんです…

実は私、母のカレーって嫌いだったと言う事に!

…と言うのも私は子供の頃は辛い物が苦手だったんです( ̄▽ ̄;) しかし父が大の辛党だったので我が家のカレーはとにかく辛かった。そういう場合、母親は子供用と大人用をわけて作るとかしそうなのに、我が母がとった選択はまさかの「辛口カレーを薄く作る!」だったんです!
薄いって意味わかりますかね?
普通なら一箱くらい必要な量のカレーベース(野菜を煮込んだもの)にカレールーを2カケくらいいれて作るんです!それってどうなるかと言うと、ご飯にかけたカレーがご飯の上に全くのらずに下に流れ落ちるカレースープ(むしろカレーの具材にうっすら黄色い色がついただけの辛い汁!)状態!
そんな物が美味しいはずがない…そして、どんなに薄くしたってルーが辛口である以上、めっちゃ辛いんで薄くする意味が無い!(なぜ母はこの事実に気づかなかったのか…!)
子供心にカレーはまずい食べ物だと認識されてしまい、私は家でも外でもカレーを食べない子供になりました(カレー嫌いな子供とかなかなかいないよね)
まあ、大人になって一人暮らしをはじめ、職場の賄いで出るカレーを食べる内に「カレーは美味しいもの」だと再認識され、更に美味しい物と言えば「おふくろの味」と記憶が上書きされていたんでしょうね。夢の中とは言え、アレを美味しいと認識していたなんて、オソロシイ話だ((((;゚Д゚)))))))

すっかり忘れていた(記憶の底に封印していた)母カレーの真実を、夢を見たお陰?で思い出しました…と言うお話でした(笑)
せっかくだから再現してみようとかは絶対に思わないけどね!(写真は普段私が作っているカレーです) 

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posted by なつみ at 18:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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